2017年03月14日

昔話をしよう

昔話をしよう。
あれは確か1万6千…いや、20年ほど前だったか、まあいい。
私にとっては懐かしい話だが、君たちにとっては、未知の話かもしれない。

当時、セガサターンとプレイステーションはシェア台数を争う熾烈な競争を行っていた。
「スクウェア、PSに参入」
ゲーム人口の大多数が嘘だろ?と思った。特にセガサターンユーザーには。
その一報で一気にシェアを広げられ、とどめを刺したのが
「エニックス、PSにドラクエ投入」
PSユーザーは大いに歓喜し、SSユーザーは大いに落胆した。
しかし
「エニックス、SSにもソフト供給」
サターンユーザーは安堵した。他にもドラクエ以外のクオリティ高い面白いエニックスゲームが遊べると。
しかしながら、そう事は上手く運ばなかった。
「どっから持ってきたんだよこの版権」というような投げやりゲームばかりがSSには供給された。
PSとのシェアは広がるばかり。
名前も忘れたが妙なファンタジーRPGも出されたが、かすりもしなかった。
そしてエニックスSS参入と時を同じくして発表されたのが
「セガとバンダイ、合併に向けて業務提携」
そう、セガファンには忘れられない「セガバンダイ事件」だ。

しかし、合併は暗礁に乗り上げる。
当時バンダイが発売したたまごっちが空前の大ブームとなったのだ。
バンダイはこれで軌道修正できたと判断し、セガとの合併を白紙に戻した。

あとは君たちの知る通り、セガはサミーと業務提携し、セガサミーグループを組織した。
セガファンを奈落の底に叩き落したエニックスとスクウェアも合併し、スクウェア・エニックスとなった。
セガとの提携を切ったバンダイもたまごっちブームが終わるとナムコと合併した。

そんなゲーム業界の紆余曲折の中、私はゲームクリエイターになりたくて学校に通っていた。
当然その波にのまれ、業界への就職はできなかった。



そして今、ゲーム業界はまた変わろうとしている。
据え置き型ゲーム専用機からスマートフォンアプリへとゲーム投入。
更にはマルチプラットフォームへ。

これからゲーム業界を目指す方は、水のように形を変えられるようなスキルが求められる。
そういっても過言ではないだろう。
どうか頑張って今の業界を支えていく存在になってほしい。

挫折したひとりの老い耄れの戯言です。
posted by 松山創壱 at 06:45| Comment(0) | 日記
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